四国新幹線(鉄道ホビートレイン)

北海道新幹線北陸新幹線の開通も間近に迫り、いよいよ函館から鹿児島まで

新幹線ネットワークが完成しようとしています。

 

…そんな中で、蚊帳の外に置かれ続けている四国。

 

 

その四国で、ついに新幹線(らしき謎の魔改造車)が登場する…!!

 

 

 

 

 

 

ということですっかり盛り上がっておりました。

JR四国が、レールバスに限りなく近い汎用気動車(キハ32)にハリボテのお面をセットした新幹線もどきを走らせるんですね。

 

本運行では、予土線窪川宇和島間での運転になりますが

プレス発表の時点から、この自虐に満ちた魔改造トレインが

一部の酔狂な人々の間でかなり話題となっておりました。

そのせいもあってか(はたまた多度津の匠たちにとってもかなりの自信作だった?)

本運行前に四国を一周するお披露目運転会&展示会が行われました。

 

 

 

で、私も行って参りました。

 

今回は3月9,10日に行われた徳島県内でのデモ走行を撮影しに行きました。

 

 

自宅を8日夜に出発、名古屋駅から夜行バス・オリーブ松山号で徳島入り。

 

深夜に出て早朝到着するダイヤ設定のお陰で一睡もできず…

 

 

徳島駅前で下車しまして、きっぷを買い改札を入るとそこには

 

 

 

 キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 徳島 K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

 

早速0系?の姿が!

 

 

 

 キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 徳島 K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

 

逆サイドは化けて出そうなご尊顔

 

 

 

 

まずは最初の遭遇を果たし、10時半からこの列車が鳴門まで往復するのに備え移動。

勝瑞駅で、初めての18きっぷ(常備券)を購入して吉成駅に戻り

撮影ポイントまで荷物を転がして行きます…

 

まず一発目は吉野川の堤防を駆け降りてくる場所を選択。

日曜だったこともあってか、最終的にここには10人ほどが集まりました

 

 

 

キハ40 佐古ー吉成 K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

1500形に置き換えられ、急速に淘汰されて行くキハ40。

彼らもいつまで走るのか、まったく先が見通せない状況になってきました。

 

 

 

キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 佐古ー吉成 K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

そしてこちらが青空の下を駆け抜ける「0系ディーゼル新幹線」

案外様になっていると思うんですがね。どうでしょうか。

 

 

吉成駅にとって返す途中でサークルKに寄り道。

したらばなんとこのⓀ、フリーコンセントのある休憩スペース付きでした。

最近のコンビニはすげぇ。

 

 

で、そこで休憩してから近くの陸橋で返しを撮ることにしました。

 

 

 

N2000[特急うずしお] 佐古ー吉成 K-5+DA★300mmF4

高徳線のスプリンター、N2000系による特急うずしおで練習してから…

 

 

 

 

キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 佐古ー吉成 K-5+DA★300mmF4

下りは、ハリボテの無い顔を正面ドカンで。

違和感しかない…

 

しかしDA★300の解像力ってのは半端じゃないですね。

ローパスありのK-5無印でこの威力。

Excellentの一言に尽きます。

 

 

 

 

これで1日目は終了。

翌日は5時起きで始発の牟岐線に乗って県南部へ…

 

 

まず阿波福井駅で下車。

どうしても撮りたかった、キハ40の3連運用を狙います。

 

 

 

 

キハ40+47 阿波福井ー由岐 K-5+DA★50-135mmF2.8

 

阿南以遠に入る朝のキハ40系列は、この時点で当列車1本のみになっていました。

ダイヤ改正でどうなったでしょうか。

 

 

 

 

キハ185[特急むろと] 阿波福井ー由岐 K-5+DA★50-135mmF2.8

 

林の中から飛び出て来たのはキハ185系。

帰りにむろと4号に乗りましたが、軋みがすごかった。

こいつもあと何年大丈夫なんだろうか…

 

 

駅に戻り、さらに南下。山河内駅で時間を潰してから、日和佐駅へ。

 

薬王寺に参拝し、ちょっと失敬して写真を撮らせていただきました。

 

 

とはいえホビートレインの通過まで3時間ほどあったので、

サンヨンを持って野鳥撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上から順にトビ、ジョウビタキヒヨドリヤマガライソヒヨドリ

全てK-5+DA★300mmF4

 

このレンズは本当にすごい。

撮る度に改めて認識させられます。

 

 

で、いよいよ主役登場。

 

 

キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 北河内ー日和佐 K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

 

ウミガメの住む美波町の澄んだ海、整然とした街並みを背景に

駆け抜ける新幹線という最高の構図に、撮影者は私だけ。

おいしく頂きました。

 

 

 

キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 北河内ー日和佐 K-5+DA★300mmF4

 

後打ちで。それにしてもシュール…

 

再度お礼をしてから薬王寺を辞して、列車を乗り継いで徳島駅まで。

 

 

最後の撮影は、駅至近の跨線橋から。

 

 

 

キハ32-3(鉄道ホビートレイン) 徳島ー阿波富田 K-5+DA★300mmF4

 

もう最後はこの構図しかないでしょう。

非常に良く出来たハリボテだと思いますよ…

 

そして、南海フェリーに久々の乗船を果たしつつ帰路につきました。

船のカラーリングが変わっててびっくり…

 

 

南海フェリー・フェリーつるぎ(リニューアル後) K-5+DA★300mmF4

 

 

四国新幹線こと鉄道ホビートレイン、末長く走ってもらいたいですね。

 

3月末には予土線にて再会する予定です。

 

新戦力

先日、新たなカメラ(K-5 IIs)を入手しました。

 

レンズとの相性チェックも兼ねて、近所をうろうろと…

 

 

 

K-5IIs+DA★300mmF4

田んぼの近くへ繰り出すと、カワラヒワの大群に遭遇。

 

 

 

K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

カラスの群れが餌を探す背後を、単行のDCが駆け抜ける。

 

 

 

K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

 

 

 

 K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

長閑な景色のなかを突っ切る、立派な高架線。

やってくるのは1両だけのディーゼルカー

 

 

 

 

 K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

夕暮れに染まりはじめた空を、雅+CTEで。

 

 

 

K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

お散歩のメインターゲットはこちら。

いよいよ残り運転日も少なくなってきた臨時急行「いせ」

この界隈を3連のキハ85系が走る機会は、南紀号の4連化以降、実は殆どない。

 

 

 

 

K-5IIs+DA★50-135mmF2.8

背後の稜線にちいさく見えるのは、青山高原の風車群。

 

 

 

K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

このレンズは空の描写が得意。

 

 

 

K-5IIs+DA★16-50mmF2.8

最後は、帰路に通りかかったしまかぜ号で。

 

 

まだまだ使い始めたばかりのK-5IIsですが、

K-5よりAFの信頼性が格段に増したように感じられます。

その他雑感はまた後日…。

 

これからの活躍が楽しみなニューフェイスのご紹介でした。

 

地鉄の日車ロマンスカーとその現状(10020形・14720形)

日車ロマンスカーといえば、真っ先に思い出されるのは

3000形から始まる小田急ロマンスカー

7000系に代表される名鉄のパノラマ一族でしょう。

 

今回取り上げるのは、それら大手私鉄で活躍したものではなく

地方私鉄で活躍し、一時代を築き上げたグループです。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

1950年代後半以降、名鉄5000系を手本とした2扉クロスシートの車両が

日本各地(とりわけ中部地区)の地方私鉄に次々と誕生しました。

これらを総称して「日車ロマンスカー」として扱います。

主な形式を登場年代順に挙げると…

・富士山麓電鉄3100形(1956年)

長野電鉄2000系(1957年)

秩父鉄道300系(1959年)

福井鉄道200系(1960年)

富山地鉄10020形(1961年)

富山地鉄14720形(1962年)

北陸鉄道6000系(1962年)

北陸鉄道6010系(1963年)

これだけの車両が、各地へと散って活躍していました。

 

 

時は流れて2014年。

登場から半世紀以上の時を経た今、

現役で稼働している「日車ロマンスカー」は

福井の200形と富山の20形列だけとなってしまいました。

 

しかしながら貴重な生き残りであった

福井の200形は既に置き換えが決定。

このままでは一族が過去帳入りする日も遠くはなさそうです

(逆にまだ残っていることが奇跡と言えるのかもしれません)

 

モータリゼーションが起こる以前の、

昭和中期の地方私鉄の栄華を今に伝える貴重な存在。

それがこの一族だと私は思っています。

福井鉄道は既に何度か訪れていましたので、

今回は年末年始の時間を使って富山地鉄の20形を訪ねてきました。

 

※ちなみに20形といいつつ、実際には10020形と14720形の2形式があります。

地鉄は頭3桁が主電動機の出力(PS)数を表し、下2桁が系列を表します。

この2形式は主電動機の出力や編成構成などを異にする兄弟のような関係なのです。

 

 

さて、地鉄20形の話です。

先に記したとおり、富山地鉄には現在10020形と14720形という、

2形式の「日車ロマンスカー」が在籍中であり、

さらに14760形というこれまた自社発注のロマンスカーも活躍しています。

地方私鉄では近年、大手私鉄の中古車両を導入する動きが

以前にも増して活発化しており、特に鉄道線の電車に関しては

自社発注車が走る会社は殆どなくなってしまいました。

それはここ富山地鉄も同様で、

京阪3000系や西武50000系、東急8590系がここで余生を送っています。

これらの要因により、ここ数年で20形列の運用は激変しました。

 

まず10020形。

こちらは元々3編成あったものが2007年までに第1,2編成が廃車されました。

以降は第3編成のみとなって久しく、

主に制御車クハ170形を増結した3両編成で朝の上滝線運用についていました。

しかしながら昨夏に京阪から2階建て車両が導入されると、

あっけなく置き換えられてしまい運用離脱。

稲荷町で留置されることが多くなりました。

しかしながら11月、突如として朝の上滝線に1往復だけ、

しかも火曜~金曜のみという限られた条件ながら運用が復活。

2014年1月の時点では上記曜日の607~608列車に充当されています

(金曜のみ本線・上市駅までの運用も1往復あるとのこと。ただし当方は未確認)

 

そして14720形。

こちらはずっと2編成が在籍して運用を続けてきましたが、

2年前の1月に14721Fが出火事故を起こしてしまい、休車に。

それ以降は14722Fのみの孤軍奮闘が続いています。

なお10020形とは異なり、こちらは日中も運用されています。

 

ということで、今やかなり限られた条件でしか見ることができなくなってしまった

この20形たち。1週間富山に滞在し、その姿を見届けてきました。

 

 

14722F 上滝線・月岡~大庄 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

まずは14720系を。

この時期の富山はまず滅多に晴れないと聞いていたのですが、

今回の滞在中は予想外の好天に恵まれることが多かったです。

 

 

 

14722F 本線・東新庄~越中荏原 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

 

 

 

 

14722F 本線・越中舟橋~越中三郷 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

 

 

続いて10020形。

こちらは運用の特定はできているものの、

朝の1往復だけとあって当然ながらチャンスが限られます。

さらに10025号車が先頭になる上り608便は光線状態も最悪なため、

撮影するなら曇りの時がベストでしょう。

 

 

 10025F 本線・電鉄富山稲荷町 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

実はてっきり運用離脱していると思い込んでいたため、

この写真を撮った時に初めて10020形が復活していたことを知りました。

事前学習が足りませんねぇ…

 

 

 

10025F 本線・電鉄富山稲荷町 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

お勤めを終えて稲荷町に入庫。この後は明日の朝までずっと待機。

何しろ勤続50年を超す大ベテランで、

しかも地鉄は山登りもかなり過酷です。

今この車両が走っている不二越・上滝線は

立山線や本線の東側に比べれば平坦ですが、

それでも月岡から岩峅寺にかけてはずっと登り坂が続きます。

そんな線路を半世紀も走り続けてくれば、

ガタが来て当然のことでしょう…。

 

もう残されている時間は多くないと思います。

この丸顔に会えるのは、今が最後のチャンスでしょう。

 

そして。折角の機会なので、最終日に乗車してきました。

 

10026 本線・電鉄富山 camera:K-5+DA★16-50mmF2.8

クロスシートがずらりと並ぶ車内。

こんな車両に会えることも、今ではめっきり少なくなってしまいました。

 

 

 

 14761F:10025F 本線・電鉄富山 camera:K-5+DA★16-50mmF2.8

出発前のひととき。後輩である14760系のトップナンバーと並びます。

このあと月岡まで乗車しました。

 

上滝線は交換設備を極限まで減らしてしまったため、

朝のラッシュ時でも30分間隔までしか増発ができません。

しかしながら沿線には学校がいくつか存在し、

また南富山以遠では平行する路線もないため、

全線で唯一3両編成の定期列車が設定されているのです。

今回の乗車でも、この列車が貴重な通学の足として利用されている様子が伺えました。

 

 

 

10025F 上滝線・月岡 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

モーターの唸りを残して、立山の峰に通じる坂道をゆっくりと登って行きました。

 

 

 

10025F 上滝線・大庄~月岡 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

最後は生憎の雨の中、軽やかな足取りで坂を駆け降ります。

 

 

最後に3両編成のしんがりを務めるクハの姿を。

 

 クハ175 本線・電鉄富山稲荷町 camera:K-5+DA★50-135mmF2.8

去年の春までは10020形と同じ車体の

(元をただせば10020形の中間車を魔改造したもの)

クハ173,4と編成を組んでいたのですが、

それらが老朽化のため休車となってしまい、

今は14760形と同時期に製造されたクハ175と編成を組んでいます。

 

以上、駆け足で地鉄の20形兄弟の現状についてまとめてみました。

先に書いた通り、どちらも老い先はもう長くない状況です。

また、北陸新幹線の開通に伴って富山県内の鉄道事情は

大きく変貌を遂げることが間違いない情勢です。

少しでも気になったら、

手遅れになる前に訪問されることを強くお勧めしておきます。

 

 

富山地鉄、とても楽しいところなんですよ。

 

次回以降、別の視点から地鉄にアプローチしてみます。

 

さよなら、赤いせとでん

2014年の撮り初めは…

 

せとものの街・瀬戸から名古屋の真ん中までを結ぶ、名鉄瀬戸線

瀬戸電気鉄道時代から今日に至るまで、親しみを込めて「せとでん」

と呼ばれています。

 

そんなせとでんと言えば、赤い電車。数年前まで、それが当たり前の日常でした。

 

しかし徐々に近代化の波が押し寄せています。2014年4月までで全ての赤い電車は

引退し、銀電こと4000系に統一されることが決定しています。

赤い電車で最後まで残った6000系には、最後の花道を飾るべくいくつかの

記念イベントが用意されました。

この正月は、迎春用のボードが取り付けられて、最後のお勤めを果たしています。

 

祖母の家からすぐ近くにあったせとでんは、私にとっても思い入れの強い場所。

そこから赤い電車が消える前に、少しだけ撮り歩いてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世代交代。これからは銀電の独壇場になります。

4000系は瀬戸線にとって6600系以来、30年ぶりに導入された新車。

事故なく、末長く活躍してくれることを願わずには居られません。

 

 

撮影機材

PENTAX K-5

DA★50-135mmF2.8 ; DA★300mmF4

 

2013年買ったものリスト

カメラ・レンズなど

~1月~

smc PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited

まさかDAリミがHDコーティングでリニューアルされるとはこの時は予想だにせず…

 

~2月~

K10D Grand Prix Package(中古)

好奇心からつい手を出してしまった。後悔はしていない。

 

~3月~

Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZK

未だ以て何故買ったのかわからない。しかし至高の1本。K10Dとセットで活躍中。

 

~4月~

smc PENTAX-DA 17-70mmF4 SDM【売却済】

片ボケのため1度調整するも稼働率が低く、防滴ではなかったことがきっかけで12月に売却

 

~5月~

PENTAX MX-1

我が家唯一のコンデジにして普段撮りのエース。こいつのレンズは銘玉。

 

~6月~

RICOH Rikenon 50mmF2

P型になる直前のパンケーキ・プラ鏡胴(最短65cm)版。XRではないけれど、それでも開放からよく写る。カシメピン破損で修理済み。

 

~7月~

smc PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited(Silver)

買ってしまった魔性のレンズ。後悔などあるはずもなく…

 

~8月~

PENTAX K-7 Limited Silver(中古)

これぞ計画的IYH!! ただAFが壮絶に後ピンだったために保証内で修理

smc PENTAX -M 85mmF2(中古)

相場の1/3という超安価で転がっていたところを確保。絞りとレンズ内清掃を実施。

 

~9月~

なし

 

~10月~

Nikon F2(譲渡)

Nikon Auto Nikkor-S.C. 55mmF1.2(譲渡)

知人からの頂き物。アイレベル&フォトミックファインダー付き。自分にとって10年ぶりのフィルム勢としてひさなが光機にて復活OH。大切に使わせていただきます。

smc PENTAX-DA★ 300mmF4 SDM

説明不要、KマウントDAレンズ・超望遠のラスボス。凄まじい写りに震撼。

 

~11月~

smc PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8 SDM

インプレはブログ内記事参照。予想以上のオールラウンダーだった。

 

~12月~

PENTAX MX

smc PENTAX-M 50mmF1.7

ついにKマウントでもフィルムデビュー…MXのファインダーは最高の宝物。

 

以上、2013年のIYH・ダイジェストでした!

来年もよろしくお願いします。

それでは皆様、よいお年を。

 

2013・撮りおさめ

街行く人の流れに、年の瀬を感じる日々。

2013年最後の写畜部は、飛騨高山へ行ってきました。

 

 

 

18きっぷの余剰分を消費すべく、日帰り鈍行旅の強行日程です。

 

 

 

道中、美濃太田駅では駅弁の立売が今なお健在。(M85/2)

 

 

 

たまらずに買い求めたのは「松茸釜飯」。お値段950円也。(FA31/1.8)

 

 

 

高山は観光地として随分と国際化が進んでいるようで、旅行客の国籍がかなり豊かなのが印象的。あんなに山奥なのに、結構すごいことなんじゃないかと思ったり。

 

 

 

 

 

 

古き良き街並みが残っており、それを活かした街づくりが諸外国のトラベラーにとっても大きな魅力なのでしょう。

 

 

 

一方、駅すぐの区域にはバラックのようなブルース溢れる区画もあったり…

 

 

 

 

 

 

また撮影中に、古い家屋の家主様から家の中へ招かれ、内部や屋号をのせた提灯を撮らせていただけるという幸運も。(この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました)

 

 

 

最後に高山ラーメン(@まさご)をたべ、(FA31/1.8)

 

 

 

飛騨高山ビールを嗜みながら帰路につきました。

 

 

 

 

高山線にはまだまだ魅力的な木造駅舎がたくさんあるようですね。キハ40も残り1年の活躍となりました。年が明けたら近いうちに再訪したいところです。

 

機材メモ:

PENTAX K-5

DA★16-50mmF2.8 ; FA 31mmF1.8 Limited ; M 85mmF2

特記以外はDA★16‐50mmF2.8にて撮影

機材紹介~2本目: smc PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8

機材紹介、2本目は今個人的に最もアツい機材を。

 

PK7_0395
K-7+FA 31mmF1.8

 

このDA★16-50は、ネット上で散々ボロカスに叩かれていることで有名(?)であり、オーナーの中でもかなり賛否両論のある不思議なレンズ。

当方も当然そのことは心得ており、買うべきか否かで相当迷っていました。

 

しかし、標準域でAW(防塵防滴)を備えたズームはこれしかないのが実情。

PENTAX機のウリである防塵防滴を最大限に活かすためにも、やはりレンズもAWで揃えておきたい…という衝動に駆られ、また先に購入したDA★50-135でスターレンズの堅牢性を思い知らされていたため、標準域のレンズ4本を生贄に(涙)我が家へやってきたのでした。

 

さて、散々な言われ様をしていたため、ある程度写りには妥協せざるを得ないのか…と思いつつテストスナップを行ってみました(フィールドでの写真は先日の赤目の記事をご参照ください)。

 

PK5_0840

 

 

PK5_0841

 

 

PK5_0845

 

 

PK5_0842

 

 

PK5_0838

 

 

さて、皆さまのご感想は如何に?

 

 個体差やカメラとの相性問題も相当あるようで、どうやらたまたま状態のいい個体をゲットできたのかな…?と思っています。

 

ちなみにカメラとの相性について。

K-7との組み合わせを試してみましたが、カメラのAFは正常(調整済み)なのに、どういうわけかピンボケを連発…まるで使いものになりませんでした。

 

Excelent!!ではなくてもGreat!!な描写…ということで、当面の主力レンズになりそうです。